今回は三角のシリコンモールドを使ってシンプルな三角のモチーフを作り、ヘアゴムとヘアピンに加工しました
シリコンモールドを使い、複雑なパーツを使わない今回の方法はハンドメイド制作の中でも初心者向けだと思います
少しのアレンジでとっても可愛くなりますので、参考にしてみて下さい♪
準備するもの
道具
- 調色パレット
- シリコンモールド
- 調色スティック(2種類)
- マスキングテープ
- エンボスヒーター
- UVレジン用ライト(仮硬化用)
- UVレジン用ライト(本硬化用)
- 平たいトレー(100均で購入したもの・ライトの中に入るサイズが良い)
- 筆置き
- ゴム手袋 ← 画像なし、使い捨ての物でOK
材料
- レジン液
- 着色剤(色ドロップニュアンスカラーのマリンブルー・アイスブルー)
- ヘアピンパーツ
- ヘアゴム
- ヘアゴム用留め具
作り方
始めに部屋を換気できる状態にすることと、ゴム手袋をする、マスクをする。
※レジンアレルギーの予防の為、推奨しています。
1.シリコンモールドを綺麗にする
シリコンモールドは小さなホコリや、前に使った時の封入物などがついていることがよくあるので、マスキングテープでぺたぺたとしてとり除きます
2.調色パレットにレジン液を入れ、着色剤で色をつける
今回は2色使うので、2つの調色パレットに色を作っていく
レジン液の量は、使いたい型より多い目に調色パレットに入れ、青い着色剤を1滴入れては混ぜて色を確認する(2色とも)
色の濃さが足りない場合は追加で1滴入れて混ぜるを繰り返す
私は2色共に1滴でいい色だと感じたのでそれで作りました
3.気泡が入っているときはエンボスヒーターで気泡をとる
エンボスヒーターは2.3秒ですぐに気泡がはじけて無くなります
エンボスヒーターが無い場合はつまようじや竹串などでもとり除くことが出来ますが、着色の為にしっかりと混ぜたレジン液は気泡も多く入っていることが多い(使っているレジン液による)のでエンボスヒーターがオススメですね
※高温注意
4.シリコンモールドに流し込む
今回のモールドは薄いので、1回で硬化できます!
流し込んだ時に端っこの方に気泡が出来てしまうことがよくあるので硬化の前に確認しましょう!
5.UVライトで3分。硬化させる
硬化の時間はレジン液の種類やライトの種類で大きく変わってくるので、しっかり硬化できているか、べたつきがないかを確認して、足りなければ硬化時間を足して下さい!
UVライトは目にあまり良くないので、なるべく見なくて済むようにカバーするのがオススメです
私はアルミホイルでカバーを作って張り付けています
6.平たいトレーに丸めたマスキングテープをくっつける
硬化したモチーフに色々な作業をする間、モチーフが動いてしまわないようにマスキングテープを使って軽く固定します
この固定は、マスキングテープでするときもありますし、他の物(私の場合は耐震マット)を使うときもあります
※耐震マットについては下の方の『参考までに』も見てみてね
7.2つの三角形を重ねて仮硬化する
硬化できた三角形が重なる部分の大きい三角の方に、少しだけレジンを塗ってから重ね、小さなライトで10秒ほど仮硬化する
(モチーフの表側に作業を行う)
※シリコンモールドは、底面がモチーフの表側なので注意
8.レジン液で表面をぷっくりさせて、硬化する
レジン液を小量たらして調色パレット(つまようじや竹串でもOK)で三角のモチーフに沿って薄く延ばし、ライトへ入れて5分硬化する
※硬化の時間は各々のレジン液やライトによって調節して下さい!!
※薄く広げていくときは、ギリギリまでフチまで広げる必要がありますが、レジン液の量が多すぎたりすると横からこぼれてしまうこともあるので慎重に!
9.裏面にヘアゴムパーツ・ヘアピンパーツをつける
表面を下に向けてマスキングテープにくっつけ、レジン液を少し塗り、ヘアゴムパーツ・ヘアピンパーツの向きに気を付けて置きながら仮硬化する(10秒ほど)
大きい三角の下辺と平行につけるとバランス良し
10.もう一度ヘアゴムパーツ・ヘアピンパーツをカバーするようにレジン液を塗る
しっかりと固定するためにパーツを覆うようにレジン液を塗ってしっかりと硬化しましょう(私は6分しました)
最終的な硬化は、気持ち多めにすることで未硬化を防ぎます!
11.ヘアゴムパーツにヘアゴムを通す
ヘアゴムは使いたい人の好きな長さにするのがいいと思いますが、私はだいたい20㎝ほどにすることが多いです
長さの目安としては、腕に1周巻き付けた長さに3㎝程プラスした長さにすると、ヘアゴムパーツに通してから結んで、余分な部分を切った時にちょうど腕に着けられるくらいの長さになりますよ
ヘアゴムはゴムを通して結べば完成
ヘアピンは前の手順で完成です
完成
ちょくちょく写真に写っているのでお気づきの方も多いと思いますが、同じ青系でももう少しミルキーな色合いで、パールとかついてるものも横で作っていました
色々なパターンを一気に載せるとシンプルな物の作り方がわかりにくくなるような気がしたので、そちらの作り方はまた別の記事にしようと思います
良ければそちらもぜひ見てみて下さい!ちなみに他のデザインはこんな感じです
無事に完成♪でも、作り方を書いてるだけじゃ説明しきれない部分があるんだよね!
私は色々な制作を沢山していくなかで知っていったことだけど、最初から知りたかったと思ったことを下に書いてるよ!
ほんとに参考までにって感じだから、読むか読まないかはあなた次第♪♪
参考までに
硬化する時には平たいケースを使っての移動がオススメ
レジンでの制作をする時に必ずある作業が、作業机からライトの中へ、モチーフや作品本体を移動させることです。レジン液を塗り、今にもモチーフから液がこぼれそうになっているときなど、モチーフをそのままはとても持てないし、揺らしたりしたくないんですよね
その時に役に立つのが平たいトレーです
私は大体の場合、このトレーにシリコンモールドを載せて作業して、トレーごとライトに入れたり、出したりしています
実はモールドを使わない時にも役に立つのでおススメです
耐震マットはマスキングテープの代わりに使えて、繰り返し使えるので便利
モチーフの作業をする為にマスキングテープを使っていましたが、短期間で繰り返し使うなら耐震マットが便利です
私は平たいトレーに張り付けておいて、マスキングテープの代わりにモチーフを張り付けて使えます
注意点としては、これはホコリなどが付くと粘着力が落ちて使えなくなってしまうので、保管の時にはホコリが付かないようにする必要があります
因みに私はこの平たいトレーを何枚も持っていて、耐震マットをつけていないトレーを上から重ねて保管しています
エンボスヒーターを使うときは強風に注意
レジン液の気泡をとるのに役に立つエンボスヒーターですが、結構風が強いです。
レジン液は温めると粘度が落ちるというか、さらさらになります。
なので、モチーフをぷっくりとさせたくてレジン液をのせたけど、そこに気泡がついてるからとりたいって思ってエンボスヒーターを使う時などは、エンボスヒーターの風でモチーフからレジン液がこぼれることがあるので注意ですよ!
液がさらさらになることによって表面張力で保っていたギリギリの均衡がくずれる・・・
レジン液がついた調色スティック(つまようじ・竹串)はどうする?
制作過程で何度も使う調色スティックはレジン液がついている先が、机につかないように置いておくのが便利です
私はいつもジェルネイル用の筆置きに置いています
筆置きがあるならそれを使えばいいですが、なくても適当に置く場所を作るか決めればいいと思います
置き場所を決めずに制作していると、毎回どこに置こうか迷いますし、先からレジン液が垂れたりするとすぐに掃除しなくちゃいけなくなったりするので不便ですよ
子どもにつけると・・・(5歳の娘着用)
サイズ的にも小さめで普段使いにピッタリです
最後に
私が作るヘアゴムは、私自身が使いたいと思ったものや、娘に着けたいと思ったものがほとんどです。この三角のモチーフは娘もすごく気に入っていて、しかもサイズも普段使いにちょうどいいので作ってからはほぼほぼ毎日、娘が着けています♪
自分が作った物を娘が喜んでつけてくれるというのは、やっぱり嬉しいですね♪
つたない文章ですので、ココのところがわからないとか、この部分どうなっているの?という疑問が出てくかもしれません。その時にはぜひコメントにて質問していただけると今後の参考になりますので嬉しいです
いやむしろ、質問がなくても、反応いただければとても嬉しいのでコメントお待ちしております(*^^*)
最後までお付き合い下さいましてありがとうございます。
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